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とある破片世界で愛馬と共に懸命に生きる男の記録
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ブリ銀前を覗くと、タイタニアさんが知人と談笑しながら本の行商をしていた。
挨拶をして、頼んでおいた長編の本を用意してもらい、代金と引き換えに受け取った。
やはり「代金はいらない」と言われたものの、「もらってしまうと申し訳なくて次に買いに来れないから」と今回だけは小切手を受け取ってもらった。
次がいつになるのかは全く未定だが、「残りの本はビートルのトラヒコに持たせて待ってる」という。
いつ、とは約束出来ないけれど、また買いに来ないとな。
タイタニアさんは今でも執筆を続けているから新刊を読むのが楽しみだ。
本を受け取った後、「調子が悪くて」とタイタニアさんは早めに休んだ。
もしかしたら、この受け渡しの為に来てくれたんだろうか。
ともあれ、お大事に。

「約束の類も無いし、本も受け取ったし・・・・と」

ズルズル滞在を延ばしても仕方ない。
消えたふりしてる人も気の毒だしな。
正直、どんな感じか不安を抱えて訪れた瑞穂だったが、気さくな人が多くて楽しく過ごさせてもらった。
機会があればまた立ち寄りたいな。
出会った皆さん、お世話になりました。





出雲に戻って早速持ち帰った本を本棚に。
朱里が読んで一冊ごとにきちんと感想を言っていた。
タイタニアさんが聞いたら喜ぶだろうな。
さて、出雲か。

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1週ぶりのくま酒場へ。
数名の先客の中にガーゴイルの姿があった。
これからこういう光景を目にする機会が、どんどん増えていくんだろうな。
ガーゴイルの食生活はどうなっているんだろう?
例の怪しげなシチューを平気で食べていたから、人間やエルフと同じでは無いようにも思えるが、この男だけがそうなんだろうか。
「人間好みの味付けになっているようだ」などと言っていたな。
あんなのが人間好みだとしたら、人間をやめたいところだ。
話し方が多少尊大な感じなのも種族の傾向なのかな?
これから他のガーゴイルと接する機会が増えればわかるだろうが、彼のブリタニアでの振舞いがガーゴイルという種族の第一印象になる事も多いんだろう。

店員は見た目区別がつかなかったが、どうやら前回の女性とは別人らしい。
どっちもくま頭だし、名前や服装まで覚えていなかったが、前回の店員は赤魔女が客としていた事もあって結構無茶振りしてたからなあ。
今日もシチューを食べさせられるようならさっさと帰ろうと思っていただけに一安心。

客の1人の様子、というか話し方が妙だと感じてさりげなく注意を向けていたが、どうやら自分が出した酒場の宣伝をしに来たらしい。
どこで切り出そうか考えていたんだろうな。
テルマーのルーンを配っていたという事は、ガーゴイルの女王に忠誠を誓ったのだろうか。
テルマーに家を建てるのにガーゴイルの女王に忠誠を誓うというのは、騎士が王侯に対して忠誠を誓うのを彷彿とさせるよな。
この場合どうやって誓うのかは知らないが。
ルーンを受け取った2人は、残念ながらまだテルマーへ立ち入ることが出来なかったようだ。
その辺、人を呼びたいのはわかるけれども、少し気を遣った方がいいような気がする。
その男はくま酒場でも顔のようだからいいのかもしれないが。
白熊のノカゲが休むのと一緒に店を出て宿に戻った。





今回の話がそうだというわけではなく。
酒場を始めとするコミュニティでの宣伝については、ずっと思ってる事があり、たぶん何度か書いてもいると思う。
酒場の開設、イベントの開催等、人が来てくれてこその催しはいくつもある。
人がいる場所へ行って宣伝し、そこの運営者や主催者に告知を頼む事もあるだろう。
出雲でもいくつかの酒場や、BBも嫌な感じがしたが、いかにも今回だけ、宣伝目的だけの来場が見え見えなのもどうかと思うな。
せめて事が済んだら礼の1つでも言いに訪れるとか、義理でも足を運ぶとか、その辺は礼儀なんじゃないのかなあ、と考えるのは頭が固いのかね。
砂嵐亭でははっきりと態度に出してたしな、オレは。
バラードがあちこちに顔を出してるのは、単に本人が好きだからというのもあるんだろうが、そういうのを疲れるから嫌だというのなら、気を使う必要のない宣伝だけをすればいいんじゃないのかとも思うよ。
砂嵐亭だけでなく、他の酒場に足を運んだときに見たのも含めて、そう思った。

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収穫祭の次の日にはトランメルのユーゲート付近にて森の市が開催されていた。
少し遅めに足を運んでみる。
収穫祭が大々的に宣伝されていたから陰に隠れる形になった感もあるが、中々の賑わい。
規模はそれほど大きくないが、活気があるのがいいな。

オークション会場らしい。
瑞穂森の市は、トランメルのユーゲート周辺で営業する商店主が中心の地域振興イベントだというから、先日の収穫祭とは運営母体が違う。
そうやって1つの破片世界を盛り上げようという集まりがいくつもあるのは素晴らしい事だよな。
出雲もそうなんだろうか。
何せ出雲では引きこもりだからよくわからない。

一時は期待もされてたようだけれど、砂嵐亭をやってみてオレは根本的に適性が足りないんだと思い知らされたからなあ。
オレを嫌いなやつも多いだろうが、オレも嫌いなやつが多すぎる。
嫌いなやつ、というか正確には見過ごせない事が多すぎるんだろうな、オレが。
ともかく、先の事も含めて出雲に帰ってからゆっくり考えるさ。

四季さん、ミモザさん、カレンさんと収穫祭のスタッフを労って談笑したり、ふらふらと会場を歩き回ったり。
タイタニアさんを見かけずに帰還を遅らせたが、その甲斐はあったかな。

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ブリテイン城で何かあるらしいと聞いて、早速謁見の間に。

あれ?
「もはやどこの住人だかわからんな」と声をかけると「一般和鯖全ての住人だす!」と即答した。
潔いというか、清々しさまで感じる。
ま、それはそれとして。


ドーン女王登場。
さすが、全ての徳が燦然と輝いてる。
即位の式典なんてあったのかな?


ドーン女王の紹介で、ガーゴイルのザー女王が姿を現した。
テルマーとブリタニアをムーンゲートでつなぎ、交流をしやすくしようという事のようだ。
隣の人と仲がいいに越した事は無いよな。
白いゲートが開き、ブリテインゲートへ移動。


ドーン女王は「やる事があるから」と言い残してザー女王に後を任せてどこかへ行ってしまった。
いいのか?
1人放置ってなあ・・・・。
せめてガードくらい置いていきなさいよ。
何かあったら国際問題だぞ。

ザー女王が聞きなれない呪文らしき言葉を唱えると、ゲートの色が変化していき、ついにテルマーとブリタニアをムーンゲートで通行する事が可能になった。





1つ、神様に対して思ったのは、この日の和鯖のイベント、かなり前からわかってたはずだろう、と。
破片ごとの開始の順番をどうやって決めたのか知らないが、プレイヤーイベントの時間と極力被らないような配慮はあって然るべきだと、オレは思うけどな。



瑞穂大収穫祭。
ルナの西にあるスペースで開催されているらしい。
ブリテインでスタッフが出しているゲートに飛び込んで会場へ。
他の破片世界のイベントと重なっているはずだったが、それなりの賑わいを見せていた。
出雲で見かけた顔もかなり見受けられる。
大和から出張酒場を出している男もいたな。
侍酒場とか言ったような。

スタッフの四季さん、赤魔女と挨拶して、タイタニアさんを見かけて本の行商をお手伝いする事に。
運営本部からフォークと帽子を借りて気分は農夫・・・・?
まあいいか。
行商スペースの一角を借りて、ふらふらと歩いていたネコのオルフィアンナを捕まえて、押し売りさながらにお買い上げ頂いた。
「宣伝が苦手で・・・・」というタイタニアさん。

オレも得意なわけじゃないけれど、職業柄、声を張り上げるのを恥ずかしがってちゃ務まらないんだよな。
バカバカしくて出雲ではやらなくなったが、侵攻や襲撃があれば街で有志を募らなければいけない。
飛鳥の花見会場決定の折には、チラシを撒いたりニューへイブンでちょっとした演説をしたりもした。
出来る事なら、戦う敵だけを見据えて剣を振っていられたらいいけれども、そういうわけにはいかないんだよな。
そこも、戦士と騎士の違いなんだと思っている。

少し早めに休むタイタニアさんに、オレが出雲に戻る前に本を売ってもらう約束をして見送った。
餞別に譲ってくれるというけれど、そういうわけにもいかないよな。

大収穫祭の閉会式。
スタッフのみなさん、お疲れ様。
最後になぜかスプーキーがステージに上がってきた。
「何でじいさんが偉そうなんだ」というユウの声も聞こえる。
深くため息をついて、後を見届ける事なくブリテインへ。
どっちもどっちだな。



Tサンクチュアリでゴロゴロ転がったリベンジをしてからイル霊性、ブラッドダンジョンへ。

どこかの純戦士が残していったやつかな。
しかし、オレには純戦士でこいつを仕留めようなんて思いもしないが、すごい事考えるやつもいるものだ。
見届けるだけの時間も無さそうだが、武運を祈ってるよ。

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Tブリ銀。
瑞穂収穫祭のスタッフらしき人が街頭で声をあげ、パンフレットを撒き、忙しそうに動き回っている。
収穫祭を明日に控え、準備に余念は無い、といったところかな。
このために滞在を延ばしただけに楽しみだな。
しかし、スタッフのモチベーションの高さと連帯感みたいなものは素晴らしいね。
年イチのお祭りだから、余計に盛り上がるのかもしれない。
他の破片のイベントやらブリテイン城での式典が被っているようだが、成功は疑う余地も無いだろうな。

連日無理が利く身体でも無いし、早めに休んでおこうか・・・・と思っている間に意識が飛んでいた。
さすがに街中で居眠りするには厳しい季節になってきたし、気をつけないと。

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プロフィール
HN:
Berthold
性別:
男性
自己紹介:
本名Bernd=Ferdinand=Berthold。
元は異世界の新米騎士であったが事情により出奔し、魔術師の転送魔法によってソーサリアの出雲シャードに送り出された。
各地を放浪した末自由な鷹の騎士団を創設し、慈悲の砂漠を本拠地と定めての活動も2007年10月に終結。
2007年12月31日に出雲シャードを後にし愛馬Rocinanteと共に遍歴の旅へ。
飛鳥→出雲→瑞穂を経て出雲シャードに帰還。
現在は出雲フェルッカの霊性の神殿前に「白馬亭」という名の酒場を経営する傍ら、愛馬と共に方々を散策中。
独り言
・この日誌はBertholdがブリタニアでの生活の中で見知った事、経験したこと、考えたことなどをBertholdの視点で綴っています。
・人によっては面白くない、不愉快に感じることもあるかもしれません。その時はさっさと他の面白いサイトへ飛びましょう。
・あくまでもBertholdの日誌なので、起こった事実、見知った話に対してBertholdが思った事や人が知りえない内容を先行して書いてあることもあります。そういう内容についてブリタニアで話しかけられても期待するリアクションをしない、またはできない事もあります。ご了承下さい。
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